桃から生まれたピーチセラミド®は 肌のバリア機能を高める有用な機能性素材です。
当社は、世界ではじめて米(コメ)を原料とした植物由来セラミド(スフィンゴ糖脂質)を工業生産ベースで抽出製造することに成功し、これまで多くのお客様にご提供してきました。
このたび、長年培った植物由来セラミドの製造ノウハウによって、桃(モモ)を原料としたピーチセラミド®を製品化することに成功しました(特許出願中)。
ピーチセラミド®の原料となる桃(モモ)は、女性の好感度も高く、また高純度にセラミドが含まれています。
ピーチセラミド®は、皮膚中の天然セラミドを増やし、幅広い年齢層向けの食品・化粧品素材として美容と健康に寄与し、新たな付加価値を生み出す植物由来セラミドです。
桃には多種の植物中で、セラミドが高純度に含まれていることがわかりました。桃を出発原料とし、独自のセラミド抽出精製技術によって製品化し、高品質でお求め易い価格のピーチセラミド®をご提供します。
試料 | スフィンゴ糖脂質含量(mg/g 乾物) |
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桃(果肉・皮) | 1.7 |
うんしゅうミカンパルプ | 0.4 |
リンゴ搾汁残渣 | 0.9 |
米ぬか | 0.2 |
小麦胚芽 | 0.1 |
とくに20~50代の女性の桃に対するイメージがとても良好である事が窺えます。ピーチセラミド®は、女性向け美容素材として商品訴求力を発揮します。
※NHK放送文化研究所世論調査部「日本人のすきなもの」2008年
ピーチセラミド®PF3を水に0.1%添加したとき、容易に分散、安定します。
ピーチセラミド®のグルコシルセラミドは、通常の食品加工温度に対して安定です。
ピーチセラミド®のセラミド(スフィンゴ糖脂質)は、幅広いpH領域で安定です。※90%エタノール溶液(pH6.8)のスフィンゴ糖脂質を100%とした。
当社は、長年にわたるセラミド研究から、植物由来セラミドをからだの内外から摂取することによるエビデンスに着目し、様々な機能性を明らかにしてきました。植物由来セラミドには、保湿性はもちろん、免疫賦活性や抗腫瘍効果、抗メタボ効果なども認められており、ピーチセラミド®は新たな機能性を秘めた美容素材として期待されます。
「ピーチセラミド®」をヒト三次元培養皮膚に適用したのちに、皮膚中のセラミド2、セラミド5について定量し比較したところ、コントロールに比べて顕著にセラミドを増加させる効果が認められ、皮膚の保湿効果・バリア機能を増加させることが示唆されました(特許出願中)。
※城西大学 薬学部 徳留嘉寛先生
急性毒性試験 | ラット経口で異常なし~2000mg/kg/日(単回投与) | ピーチセラミド®は、動物に限界量を経口投与しても毒性などを生じない |
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AMES試験 | 陰性 | ピーチセラミド®は、細菌に対する遺伝子突然変異誘発能を有しない |
皮膚一次刺激性試験 | 無刺激性 | ピーチセラミド®は、in vitroにおいて、皮膚刺激性を有しない |